宇部市は今年度、子宮頸(けい)がんと乳がん検診無料化の対象年齢を拡大した。来月上旬から対象者に無料クーポン券を発送。指定医療機関または集団検診での受診を促して早期発見・治療につなげ、女性が生涯にわたり健やかに過ごせるまちづくりを進める。
がんは、早期発見・治療で治る可能性が大きく高まる。昨年度までの無料対象者は子宮頸がんが30歳、乳がん検診が40歳で、2024年度の受診率は子宮頸がん18・5%、乳がん16・8%にとどまっていた。
今年度は、罹患(りかん)率が高まる年代に合わせ、子宮頸がんは20〜39歳(1987年4月1日〜2007年3月31日生まれ)、乳がんは40〜59歳(1967年4月1日〜87年3月31日生まれ)に拡大。いずれも3年間で受診率の倍増を目指す。
対象人数は、子宮頸がんが約1万3500人、乳がんが約2万500人。実費では子宮頸がんは約7000円、乳がんは約9000円かかるところを無料で受診できる。受診期間は来年2月26日まで。事業費は国の助成制度を一部活用するものの、基本は市が負担する。
篠ア圭二市長は「対象拡大は自分の体を大切にしてほしいという思いから。受診が当たり前の習慣として定着するように、今後も無料化を継続していきたい」と述べた。
県の24年度の検診受診率は子宮頸がんが17・2%、乳がんが14・3%で、全国的に低い水準にある。市は県の数値は上回っているものの、決して高いとはいえない状況にある。
引用元:
市が子宮頸がんと乳がん検診無料の対象年齢を拡大〈宇部〉(Yahoo!ニュース)