熊本市は25日、親が養育できない子を匿名で託せる慈恵病院(熊本市西区)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に、昨年度は7人が預けられたと発表した。2015年度以降2例目となる海外からの利用もあった。07年の開設以降、預けられた人数は累計200人となった。
【写真】こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)
発表によると、7人は男児2人、女児5人。生後7日未満の早期新生児が5人、生後1か月未満の新生児が1人、1歳以上の未就学児が1人だった。
少なくとも5人は医師や助産師が立ち会わない「孤立出産」で生まれた。
また、3人は低体温や低体重で精密検査などが必要な状態だったという。
7人のうち5人は「棄児」として市が戸籍を作った。残る2人については明らかにしていない。託した理由(複数回答)は「生活困窮」が最多の4件で、「未婚」3件などだった。
同病院によると、居住地別では、中国、四国、九州地方が計4人で、アジア圏が1人、不明が2人だった。アジア圏は未就学児で、国内を旅行中の母親から託されたという。
蓮田健理事長は「ゆりかごは駆け込み寺的な機能だ。ネガティブには思っていない」と話した。
引用元:
慈恵病院「赤ちゃんポスト」預けられた人数が累計200人に…昨年度は7人、2例目となる海外から利用も(Yahoo!ニュース)