男性不妊治療を行う銀座リプロ外科は4月17日、妊活中または妊活予定の男性236人を対象に、男性不妊に関するYouTube動画の視聴ニーズのインターネット調査を実施した。調査期間は、2026年4月6日から4月13日。
調査の結果、最も見てみたいテーマは「男性不妊の主な原因」(45.3%)、最もクリックしたくなる動画タイトルは「妊活中の男性は何を検査すべき?」(42.4%)だった。結果に対して永尾光一院長は、「不妊治療では、女性は産婦人科に相談する流れが一般的である一方、男性は情報が少なく何をしたらよいか分からない。YouTubeが情報収集のための最初の一歩になっている」とコメントした。
「妊活中の男性向けYouTubeで、見てみたいテーマはどれか」尋ねたところ、最も多かったのは「男性不妊の主な原因」45.3%(107人)だった。次いで、「精液検査で何がわかるのか」28.4%(67人)、「精索静脈瘤と男性不妊の関係」27.5%(65人)、「精索静脈瘤とはどんな病気か」26.7%(63人)、「生活習慣で見直すべきこと」22.0%(52人)という結果となった。
この結果から、妊活中・妊活予定の男性の45.3%は、いきなり治療法や手術の詳細よりも前に、まず「男性不妊の原因は何か」「自分に関係のある問題は何か」といった、全体像を知りたいと考えていることが伺えるとした。また、精索静脈瘤関連テーマに触れて約4人に1人の関心が集まった。
「次のうち、クリックしたくなる動画タイトルはどれか」と尋ねたところ、最も多かったのは「妊活中の男性は何を検査すべき?」42.4%(100人)だった。次いで、「精液検査で何がわかる?」33.1%(78人)、「男性不妊の原因、実は○○かもしれません」29.2%(69人)、「精索静脈瘤って放置して大丈夫?」22.0%(52人)、「DFI検査は受けるべき?」19.9%(47人)となった。
「どんな切り口の動画だと、見たくなるか」という質問では、「初心者向けに基礎から説明してくれる」38.1%(90人)、「よくある誤解をはっきり否定してくれる」38.1%(90人)、「医師が結論から短く話してくれる」34.7%(82人)、「検査や治療の判断基準がわかる」28.8%(68人)、「データや根拠をもとに説明してくれる」28.0%(66人)が上位となった。
妊活中の男性が求めているのは、専門用語の多い難しい解説ではなく、「何を確認すべきか」「何を検査すべきか」「何から始めればよいのか」が分かる情報であることが分かった。男性不妊に関する情報発信では、病名の説明だけでなく、最初の一歩につながる判断材料を分かりやすく示すことが重要だといえるとした。
今回の調査では、「どんな形式の動画が見たいですか」という質問に対し、「医師の解説動画」25.0%(59人)が最多となった。「患者インタビュー動画」16.5%(39人)、「検査の流れ紹介動画」14.8%(35人)、「Q&A形式の動画」13.1%(31人)と続いた。
また、医師が解説するYouTube「Dr. 永尾の男性不妊解決チャンネル」の関心は、「とても興味がある(未登録)」30.1%(71人)、「やや興味がある」29.2%(69人)、「既に登録している」14.8%(35人)で、合計74.2%(175人)が一定の関心を示したという。
妊活中・妊活予定の男性にとって、YouTubeは単なる動画視聴の場ではなく、「男性不妊について知る」「何をすべきかを考える」ための入口になっている可能性があるとし、特に、医師が基礎から短く分かりやすく解説する動画は、男性不妊について調べ始めたばかりの人にとって、最初の一歩を後押しする役割を果たしていると考えられるとした。
精索静脈瘤は、精巣やその上の精索部で血液の逆流やうっ滞が起こり、静脈が瘤(こぶ)状に広がる病気。一般男性の約15%、男性不妊症患者の約40%に認められ、男性不妊の最も主要な原因の一つとされているという。病気は自然に治ることはなく、放置すると精巣へのダメージが蓄積し、痛みや造精機能の低下を招く恐れがあるため、早期の診断と適切な対応が重要だという。
引用元:
男性不妊治療の銀座リプロ外科、男性不妊に関するYouTube動画の視聴ニーズ調査 「男性不妊の主な原因」が約45%(日本ネット経済新聞)