大阪府は、将来の妊娠・出産に備えて女性が卵子を保存する「卵子凍結」に対する助成制度の状況を、「府母子保健運営協議会プレコンセプションケア推進部会」で報告した。
大阪府庁
府は昨年度から、妊活や卵子凍結の講座を受講した18〜39歳の女性を対象に、卵巣に残された卵子数を血液検査で調べる「抗ミュラー管ホルモン(AMH)」検査の費用を1万円を上限に補助している。数値が基準値以下の人や若くして月経がなくなる「早発卵巣不全」の患者に対しては、卵子凍結に1人最大20万円を助成する。
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8月から開講した講座には、今年2月末時点で1426人が受講し、1375人が「妊娠についての考え方」などを問うアンケートに回答。AMH検査の受診を予約したのは66・3%(946人)、卵子凍結のための受診を予約したのは3・1%(44人)だった。早発卵巣不全の患者で卵子凍結を受けるための受診を予約したのは、22人だった。府は順次、助成金の支給を進めている。
講座を受講してアンケートに回答した人は19歳から40歳と幅があった。部会に出席した産婦人科や小児科医らからは、「出産年齢が高齢化する一方で、リテラシー(情報活用能力)のある人は若くして講習を受けたり、医師に相談したりしている。高校教育に力を入れるなど、裾野を広げることが重要だ」との声が上がった。
アンケートには、妊娠力を調べる「ブライダルチェック」の検査項目や、低用量ピルを服用することの影響について詳しく知りたいとする意見もあり、府は今年度にこれらの内容をふまえた動画を新たに配信する予定。
引用元:
卵巣に残された卵子数を調べる「AMH」検査、大阪府アンケートの回答者の66%が受診予約…卵子凍結は3%(讀賣新聞オンライン)