安来市が2026年度、妊婦へのサポートを強化する方針を固めた。市内在住者が出産に伴って市外の宿泊施設に泊まる場合に宿泊費を助成する。あらかじめ市消防本部に登録することで、万一の際に救急搬送してもらえる制度を新設する。市内に出産できる医療機関がない中、安心して産んでもらえる環境をつくる。

 市内には産婦人科がないため、妊婦の多くは隣接する松江、米子両市内の医療機関で出産している。自宅などから一定の距離があるため、急な陣痛、破水などに備えて医療機関近くのホテルに泊まるケースが少なくない。
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 市は出産時と申請時に市内に住所がある妊婦を対象に、1泊上限8千円を支給する。出産日から4カ月以内に領収書などの必要書類をそろえて申請する。

 市内の24年度の出生者数は118人で、市は30泊分の需要を見込み、総事業費24万円を26年度一般会計当初予算案に盛り込む方針にしている。

 市消防本部は26年4月1日から、市内在住の妊婦や市内への里帰り出産者、市内に勤務する妊婦を対象に登録制度「やすぎ・ママサポ119」を開始する。

 事前に登録すると、体調の急変、陣痛や破水が始まった際に家族のサポートで医療機関に行けなくても、119番して登録番号と氏名を伝えると産科医療機関に救急搬送する。2月下旬に登録の受け付けを始める。

引用元:
妊婦の市外出産で宿泊費補助 市内に出産できる医療機関なく 救急搬送制度も創設へ 島根県安来市、26年度(NEWSjp)