こちらの地図をご覧ください。

福岡県の60市町村のうち、半数を超える32の市町村がピンク色。

【写真で見る】「お産難民」が都市部の病院に集中するおそれも

出産に対応している施設が無い市町村がこんなにあるんです。

出生数の減少で産婦人科を維持できなくなる病院が増え妊婦が住み慣れた街で出産できない状況が生じています。

■「妊娠28週」で新たな産婦人科へ変わることに・・・

福岡県篠栗町の病院で医師の診察を受けている右田亜美さん。

妊娠28週を迎えていました。

藤産婦人科 藤伸裕院長
「首の骨が、背骨が上にあるから後ろ向きですね。こっち向いてくれればいいですけどね」

妊娠後期に入りいつ産まれてもおかしくない状態ではありますがこの病院での診察は、この日が最後になりました。

この病院がおととし4月から出産の取り扱いを休止したためです。

藤産婦人科 藤伸裕院長
「今から紹介状を書きますので、あとは先方の先生の言うとおりに」

右田亜美さん
「次もここに来ちゃいそうな感覚で、次の病院までの道のりとか調べてなくて、運転で実質距離も伸びるし、トラブルがあった時に、ここだとすごく気軽に電話とかできてたけど」

■「夜陣痛が来たら・・・」車で40分かかる病院へ通院することに

篠栗町に住む右田さん。

同じ町内の藤産婦人科までは車で5分ほどでしたが、車で40分ほどかかる志免町の産婦人科に通院せざるを得なくなりました。

交通量が多い道を運転する必要もあり、不安を感じています。

右田亜美さん
「(通勤時間を)過ぎてもこれくらいの量。夕方もずらっと並ぶから、夜陣痛来たときとかどうしよう」

藤産婦人科が休止したことで、篠栗町では出産できる産婦人科がなくなってしまいました。

■増加する「お産の空白地域」

篠栗町のように産婦人科が無くなる市町村が福岡県内で増えてきています。

こちらは、福岡県内で出産できる施設の数です。

出生数の減少とともに、出産を取り扱う施設も年々減少し、10年前と比べて3割ほど減っています。

■少子化が病院の経営を圧迫

背景にあるのが、少子化による経営難です。

産婦人科の収入は出産の数に左右されるため、少子化の影響が避けられません。

引用元:
「住み慣れた街で出産できない」広がる”お産の空白地域” 「お産難民」が都市部の病院に集中するおそれも(Yahoo!ニュース)