2002年、私の三女は予定より11週間も早く生まれた。体重はわずか482gで、自分の手のひらに乗せた生き物の中で最も小さかった。

【画像】これを胸に着けることで母乳の量を計測できる

 それ以来、娘が健やかに成長できる可能性を少しでも高めるため、体重と飲んだ母乳の量を常に把握しなければならないという思いに駆られていた。当時に存在していれば大いに役立ったであろう新しいツールが「Coro」だ。

 Coroは、母乳の流量を0.01mlの精度で計測できるフローレートモニターを内蔵したシリコン製の乳頭シールドだ。専用アプリと連携することで、母乳がどれくらい流れているかをリアルタイムで確認でき、赤ちゃんがどれだけ飲んだかを簡単に把握できる。テクノロジー見本市「CES 2026」で披露されたCoroは、無料のモニタリング用アプリと「Apple Watch」向けアプリとともに9月に発売予定だ。

 超早産で生まれた小さなわが子の体重を測るとき、私たちはいつも体重計とにらめっこしていて、実際にどれだけ母乳を飲めているのかは想像するしかなかった。粉ミルクで育てていれば、哺乳瓶に入れた量を見ればどれくらい飲んだか一目で分かるが、母乳を与えている母親に同じことはできない。

 Coroは、リアルタイムのモニタリングと、左右の乳房ごとに赤ちゃんの母乳摂取量を記録するアプリによって、この課題を解決することを目指している。そこから得られる安心感は、極めて小さな赤ちゃんを抱えた新米の親だった当時の私たちにとって、推定価格の299ドル(約4万7000円)を出しても余りある価値があったはずだ。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。

引用元:
「赤ちゃんが飲んだ母乳の量」が一目で分かるデバイス登場、育児の不安を軽減(Yahoo!ニュース)