大阪府泉佐野市は、親が養育できない子を匿名で託せる「赤ちゃんポスト」のりんくう総合医療センター(同市)での設置に向け、調査費300万円を計上することを決めた。12月2日開会の市議会に提出する12月補正予算案に盛り込む。

 市関係者によると、市がセンターに交付している運営負担金に300万円を上乗せする形で計上する。センターでは調査費を活用し、赤ちゃんポストを設置した場合に▽妊婦に配慮したセンター内の導線が確保できるか▽地域の周産期医療の拠点病院であるセンターの病床運用に与える影響――などを検討する。

 市は今年6月に成立した補正予算に、市として赤ちゃんポスト設置を検討するための調査費800万円を計上。設置先と見込むセンターと協議してきた。その中で、センター側から受け入れ女性や赤ちゃんに配慮した体制が取れるか、十分に調査するべきだとする意見が出され、今回、センターに調査費を付けることにした。

 市は今月25日から3日間の日程で、国内で初めて赤ちゃんポストを設置・運営している熊本市の慈恵病院などを視察する。視察にはセンターの医療関係者も同行する。

 また、市は開設する施設の仮称を「赤ちゃんのゆりかご」とする方針も決定した。来年度中の運用開始を目指し、センターの調査結果を基に、早ければ来年度の当初予算案に正式な設置予算を計上する。

引用元:
「赤ちゃんポスト」の調査費に300万円計上へ…大阪・泉佐野市、りんくう総合医療センターに(Yahoo!ニュース)