県北西部6市町村の首長ら 県に要望書

[PR]
 県北西部での産婦人科の医療体制が不十分だとして、高梁と新見、真庭の3市、吉備中央と美咲両町、新庄村の6市町村の首長らが20日、出産に対応できる施設の偏在の是正などを求めて県に要望書を提出した。

 県医療推進課によると、県内27市町村のうち、今年4月1日時点で出産に対応できる医療機関や助産所があるのは、岡山や倉敷両市など9市町の計37施設で、要望書を提出した6市町村では、真庭市の落合病院と吉備中央町の助産所1か所しか対応していない。

 要望書では、落合病院の産婦人科を維持するため、医師の確保や予算措置などの対策を求めているほか、県内の周産期母子医療センター6施設のうち、県北には津山中央病院(津山市)しかなく、「偏在が著しく、健康を守る権利を脅かしている」として、県北西部でも周産期母子医療体制を充実させるよう訴えている。

 この日、県庁で尾崎祐子副知事に要望書を手渡した真庭市の太田昇市長は報道陣に「『南北格差』を解決するのは県の責任。幼子を抱えて2人目、3人目を産みたい人は近くに医療機関がないと難しい。安心して出産できるようにしてほしい」と話していた。

引用元:
〈岡山〉出産対応施設 偏在是正を(読売新聞オンライン)