妊婦や出産後1年以内の母親を支援する産前産後ケア施設「zutto(ずっと)ぎゅっと。」が18日、越前市押田2で開業した。ネスレ日本(神戸市)の協力でカフェインレス飲料などを提供。助産師やヨガインストラクターらが常駐し、出産や育児の相談や母親の心身ケアに応じる。ネスレ日本が関わる同様の施設は全国6カ所目で、県内では初めて。関係者は「気軽に立ち寄れる場にしたい」と意気込んでいる。
 貸しビルのテナント2階を改装。ラウンジには「はいはい」「よちよち歩き」の乳児も安全に遊べるマットを敷いた。夜泣きで睡眠不足になりがちな母親が横になれる仮眠室のほか、ヨガやピラティスといった運動ができるスタジオもある。飲料はカフェインを97%カットしたコーヒーなどを提供し、カフェインを控えたい妊婦らに配慮する。
 開所式では、施設の藤凜(ふじりん)代表(27)が「母子を孤立化させず、社会全体で育児を支える意識を根付かせたい」と抱負を述べ、ネスレ日本の岩渕聡シニアブランドマネジャーや山田賢一越前市長が祝辞を寄せた。生後7カ月の女児を連れて訪れた越前町の母親(33)は「相談に乗ってくれてリフレッシュもできる施設。頻繁に利用したい」と期待を寄せた。

引用元:
産前産後ケア 気軽に寄って 越前市に施設開業 助産師ら常駐(中日新聞)