女性アスリート特有の生理などの悩みについて考える講演会が札幌市で開かれました。
この講演会は、アスリートを医療や科学の面からサポートしようと、北海道スポーツ協会や札幌医科大学などでつくる団体が主催しました。
21日札幌市内で開かれた講演会では、スピードスケートでオリンピックに3大会連続出場した押切美沙紀さんが現役時代の経験をふまえながら、「女性アスリートがよりよいコンディションで競技に取り組むためには、生理など話しづらい話題でも周りの人に伝え、理解してもらうことが欠かせない」と語りました。
また、医師の後藤佳子さんは「10代の女性の過度なトレーニングや減量は、栄養不足による生理不順などにつながり、ケガをしやすくなる」と述べ、実際に生理のトラブルを抱えている10代の女性アスリートの疲労骨折は、生理が正常な人に比べて4倍近いことを説明しました。
そのうえで、指導者と選手本人が生理の状況や栄養状態などを把握するためのチェックシートがつくられていることを紹介しました。
参加した旭川市の20代の女性は「チェックシートはみずから生理のことをことばにしなくても他の人と情報を共有できるので知ることができてよかったです。生理についてスポーツや仕事などさまざまな場面で理解が広まってほしいです」と話していました。
引用元:
生理など女性アスリート特有の悩み考える 札幌で講演会( NHK)