不妊治療を受ける人が増える中、「胚培養士」の重要性が高まっている。卵子と精子を体外で受精(授精)させ、受精卵を培養するなど、新しい命の誕生に直結する仕事を担う。責任と技術力が求められる一方で、国家資格として認定されておらず、技術格差や人材不足が課題になっている。 (熊崎未奈)
不妊治療の中でも、体内での受精が難しい患者に対して、卵子と精子を体外に取り出し、受精(授精)させて子宮に戻す技術を生殖補助医療という。胚培養士は、医師が採取した卵子に精子を注入するなどして受精させる=図。受精卵(胚)を120時間ほど培養器で育てた後に液体窒素で凍結。1カ月間ほど保存し、子宮に戻すタイミングで解凍する。医師によって子宮に移植された胚は、順調に育てば、新しい命として生まれてくる。
引用元:
体外受精や管理 「胚培養士」技術に差 国家資格なく 育成、医療機関任せ(東京新聞)