乳房を圧迫せず痛くない乳がん検診を滋賀県彦根市が6月から、市立病院で始める。同市出身のインフルエンサーが500人分の検診費1100万円を寄付したため、今年度は無料にする。
市議会が21日、関連の今年度一般会計補正予算案を可決した。
市によると、この検診は、県内の病院で初めてMRI(磁気共鳴断層撮影装置)を使う。
マンモグラフィーのように乳房を挟まず、検査着で受けられる。放射線被曝(ひばく)もない。病院によると、検査は30分程度で終わるという。対象は今年度末で40歳以上の彦根市民で、1回2万2千円の検診料を500人まで全額助成する。
寄付したのは「超無課金」の名で活動し、会社を経営する石田拳智さん(28)。寄付について20日、「ひっそりお知らせですが、地元の滋賀県彦根市に1100万円の寄付をしました。女性死亡率の原因として乳がんが非常に高いのですが、痛みの無いMRIで少しでも検診率が増えて守れればなぁ」と、SNSに投稿した。
4月27日の市長選で初当選し、今月10日に就任した田島一成市長は次年度以降について「1100万円の寄付は大変奇特でありがたい。500人ではあるが、その動向をみきわめ、今後同様に(無償化を)実現していけるか検証したい。前市長がやった(施策だ)からという了見の狭い思いは持たず、市民サービスの向上に主眼を置いた施策を展開したい」と、市議の質問に答えた。
引用元:
痛くないMRI乳がん検診500人分、インフルエンサーが地元に寄付(朝日新聞)