日本産婦人科医会の調査によりますと、2023年に全国の医療機関で行われた全ての分娩のうち「無痛分娩」が行われた割合は13.8%であったことがわかりました。2017年は5.2%だったところ、6年間で2.7倍にまで増加したということです。
一方で、都道府県別で見ると、東京都の無痛分娩の割合は30%を超えた一方で、岩手県と高知県では無痛分娩が0件だったことがわかりました。
無痛分娩の割合が15%を超えたのは、東京都のほか、神奈川県、千葉県、埼玉県などと首都圏に集中していて、無痛分娩ができる割合は地域ごとに大きな偏りがあったということです。
調査に関わった昭和医科大学医学部産婦人科学講座の関沢明彦教授は、地域差の背景には産婦人科医や麻酔科医が地方で不足しがちなことのほか、首都圏では周囲に無痛分娩の経験者がいることにより、無痛分娩の需要が高いことなどがあると指摘しています。
また、2025年10月からは東京都で無痛分娩の助成が始まることもあり、「今後は無痛分娩が加速度的に増えていく」と予測していて、ノウハウが足りない病院でトラブルが起こらないためにも、今後は産婦人科医や麻酔科医への研修態勢の充実が一層必要だとしています。
引用元:
「無痛分娩」6年間で約3倍増 東京では3割超えも岩手・高知では0件(gooニュース)