3月14日から17日に米シアトルでSGO Annual Meeting on Women's Cancer 2025(SGO 2025)が開催され、免疫療法や抗体薬物複合体の有効性を示す結果が多く報告された。

 進行卵巣癌では1次治療への免疫療法導入としてペムブロリズマブ+化学療法とオラパリブ維持療法の良好な結果が第3相KEYLYNK−001試験で示され、第3相MIRASOL試験の長期観察からは改めて抗葉酸受容体α抗体薬物複合体mirvetuximab soravatansineの持続的な効果が確認された。

 子宮頸癌に関しては、Stage III以上の進行子宮頸癌の標準治療である同時化学放射線療法へのペムブロリズマブ追加の最新治療成績が報告され、癌ワクチンであるBVAC-Cとデュルバルマブの併用が有効である可能性も示された。またミスマッチ修復機能が低下した(dMMR)切除可能子宮体癌の導入療法として、ニボルマブ単剤の投与が有効な可能性が明らかとなった。

 これらの試験結果の解釈と日常診療への影響について、神奈川県立がんセンター婦人科医長、横浜市立大学医学部産婦人科学教室所属の鈴木幸雄氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)

引用元:
卵巣癌・子宮頸癌・子宮体癌における免疫療法は新時代へ(日経メディカル)