パートナーのいる男性の7割が、SNSで生理やPMS(月経前症候群)に関する投稿を見た経験があることが、生理・PMSの対策アプリ「ケアミー」を運営するヘルスアンドライツ(東京)が実施したアンケート調査で明らかになりました。同社は「かつて『女性だけの問題』とされタブー視されがちだった生理が、社会全体で関心を持たれるテーマへと変化していることが示唆」されるとしています。

同社は今月上旬、パートナーのいる15歳から45歳までの男性450人を対象に「生理に関する意識調査」を実施しました。

同調査では、SNSで生理やPMSに関する投稿を見た経験があるかとの質問に対し、「頻繁に見る」と「たまに見ることがある」がいずれも26.7%で、「見たことがある」(16.6%)と合わせると、70.0%の男性が生理関連の情報を目にした経験があるとわかりました。

生理やPMSに関する投稿を「頻繁に見る」と回答した人のうち、45.8%が「パートナーをサポートするのは当然」と回答。一方、「全く見たことがない」人のうち、「サポートするのは当然」と答えた男性は18.5%にとどまりました。

さらに、「頻繁に見る」と回答した人のうち、60.0%が「生理やPMSについてさらに詳しく調べた」と答え、48.3%が「パートナーと生理やPMSについて話す機会が増えた」としています。こうした結果について、同社では「SNSでの情報接触が男性の生理やPMSへの理解を深め、パートナーへのサポート意識や行動変容を促していることが明らかに」なったと分析しています。

生理やPMSに関する情報に接触したSNSとして最も多かったのは、「YouTube(ユーチューブ)」の63.8%で、次いで「X(旧ツイッター)」の54.6%、「Instagram(インスタグラム)」の46.3%、「TikTok(ティックトック)」の36.7%の順となりました。ユーチューブが多い点について、同社は「カップルが生理やPMSについてオープンに話し合う様子を発信するコンテンツが増えており、インフルエンサーの影響力が大きい」としています。

近年、女性が働きやすい職場作りにつなげようと、研修などで生理痛の疑似体験を取り入れる企業が多く見られるようになりました。多くの男性が、職場だけでなくプライベートでも生理やPMSに関する情報を得て、パートナーの痛みや体調変化への理解を深めていけば、誰もが生き生きと活躍できる社会に少しずつ近づいていけそうです。

引用元:
SNSで「生理の情報見た」男性の7割…PMSはパートナーと乗り越える(読売新聞オンライン)