統計開始以来、最も早い花粉飛散開始となった今年の東京。

飛散開始は早かったものの、実はその後、あまり飛んでおらず、2025年に東京都内で花粉が飛んだ量の合計は、今春の飛散予測最大値の1%前後しか飛んでいない。
つまり、まだこれからだ。

【画像】来週から飛散本格化…今後の花粉状況とは

◆2月上旬〜約1カ月間は“ごく微量”

東京都の観測によると、大田区の観測点で1月8日に飛散開始の基準に達し、1985年の統計開始以来、東京で最も早い花粉の飛散開始となった。

ところが、その後、2月上旬にかけての約1か月間は飛んでもごく微量で、1平方センチあたり花粉が1個に満たない状態が続いた。

このため、1月6日から2月13日までに観測された花粉の合計は、千代田区で5.4個、葛飾区で3.6個、大田区で8.8個、八王子市で2.4個、青梅市で3.6個にとどまった。

都が予想する今春の花粉飛散予測の最大値は、千代田区で6600個、葛飾区および大田区で6500個、八王子市で1万個、青梅市で1万7100個なので、2月13日時点で、これまでに飛んだ花粉は予測のまだ100分の1にも達していない。

◆花粉量が急増…花粉症の方は注意

ところが、2月14日頃から花粉が急に増え始めた。
14日以降の直近の観測データは多摩地域しか無いが、それまでの1カ月に飛んだ花粉の量が、1日で飛んでしまう状況に変わった。

19日水曜日までの1週間に飛んだ花粉は、多摩市で37.6個、青梅市で30.7個と、いきなり急増し、1日10個以上の「やや多い」というランクになった日もあった。

東京都区部については、14日以降の観測データがまだ集計されていないが、過去の観測データから23区についても多摩地域と同じ推移をしていることから、23区でも2月中旬から急増していると考えられる。

来週は気温が上昇することから、花粉の飛散量がさらに増えると思われる。
このため、花粉症の方は本格的な花粉飛散に備えて、対策をして頂きたい。
【執筆:フジテレビ気象センター 三井良浩】

引用元:
来週から花粉飛散“本格化”!気温上昇に伴い花粉量急増の見込み 東京で統計開始以来最も早い飛散開始に(Yahoo!JAPANニュース)