長野県木曽郡内で唯一、妊娠出産に対応している県立木曽病院(木曽町福島)が来年4月から、分娩(ぶんべん)の取り扱いが困難になるとの見通しを示した。帝王切開に必要な麻酔科医の確保ができなくなり、人口減で分娩数も少なくなっているため、現行の体制を維持できなくなった。病院は松本、上伊那の両地域と、岐阜県東濃地域の医療機関に分娩の協力を依頼し、連携を強化していく。
木曽病院は現在、産科医2人と小児科医2人、麻酔科医1人が常勤し、分娩に対応している。全員が信州大医学部付属病院(松本市)から派遣されているが、麻酔科医は高齢で働き方改革なども背景に来年3月末を最後に常勤できなくなる見込み。木曽病院は求人活動をしているものの、代わりの医師を確保できていない。
同病院での分娩数は2019年度から毎年60〜70件台で推移していたが、...
引用元:
長野県立木曽病院、来年4月から分娩の取り扱い困難に 郡内で妊娠出産に唯一対応(中日新聞)