福島県塙町の塙厚生病院が、医師不足などの理由から、2月末までで分娩の取り扱いを休止することを決めました。
▼【画像を見る】分娩を休止することになった塙厚生病院
塙町の塙厚生病院は、東白川郡で唯一、分娩に対応している病院で、年間およそ50件の分娩を扱ってきました。ところが、医師不足などの理由から、2月末で分娩の取り扱いを休止することを決め、22日に、ホームページで公表しました。
塙厚生病院によりますと、医師1人、助産師3人で対応してきましたが、体制を維持することが、難しくなったということです。3月以降については、白河市の病院などを紹介するとしています。
また、妊婦健診やがん検診などの婦人科診療は、これまでと同様継続するとしています。
■県内産婦人科の現状
福島県産婦人科医会のまとめによりますと、2023年7月現在、県内で分娩を取り扱っている自治体は、福島市、郡山市など8つの市と町のみで、ほとんどの自治体で分娩ができる病院がありません。そして、2月末で、塙町でも分娩の対応が休止されます。
ただ、産婦人科医の数は、大きく減っているわけではありません。県によりますと、県内の産婦人科医の数は12年は120人、14年は126人と、この10年間で120人から130人前後で推移しています。
一方で、人口10万人あたりの産婦人科医の数は22年は7.0人で、これは、全国ワースト2位です。つまり、慢性的に、産婦人科医が足りない傾向にあるということです。
県産婦人科医会によりますと、「分娩はハイリスクなうえ、早朝、深夜を問わず対応が必要なため、なり手が少ないのが現状」と話しています。
こうした状況を踏まえ、県では「県立医大とも連携し学生向けのセミナーを開催するなど産婦人科医の確保や育成に取り組んでいる」と話していて、改善につなげたい考えです。
面積が広い福島県。安心して子どもを産めり環境づくりが求められています。
テレビユー福島
引用元:
10万人あたりの産婦人科医数は「全国ワースト2位」分娩できる病院があるのは8市町のみ 県内産婦人科の現状 福島(Yahoo!ニュース)