日本産科婦人科学会は、2022年に国内で実施された体外受精で生まれた子どもが、前年より7409人増の7万7206人で過去最多を更新したとする調査結果を発表した。生まれてきた子の9人に1人に相当する。治療を受けた女性の年齢は42歳が最も多かった。22年4月に体外受精が42歳を上限に公的医療保険の適用となり、駆け込みで治療を始めたケースがあったとみられる。

 体外受精は不妊治療の一つで、卵子と精子を体外で受精させて、子宮に戻す。


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 発表によると、国内で生まれた体外受精児は、1983年の1例目から累計で91万8312人となった。出生児数とともに、治療件数も前年より4万5490件増の54万3630件で過去最多を更新した。

 22年に治療を受けた件数を女性の年齢別にみると、42歳(4万6095件)、39歳(4万3750件)、40歳(4万2903件)の順に多かった。直前の17〜21年の5年間は39歳または40歳が最多だった。

体外受精の一つで、精子を卵子の中に注入する顕微授精
 体外受精を含む不妊治療の保険適用は、政府が進める少子化対策の一つ。調査をまとめた片桐由起子・東邦大教授は、治療件数や治療により生まれた子どもが増えたことについて、「保険適用により治療のハードルが下がったとみられる。ただ、この傾向が続くかどうかは、23年以降のデータもみていく必要がある」と話している。



引用元:
体外受精で生まれた子どもは9人に1人、22年は過去最多7万7206人…治療を受けた女性は42歳が最多(讀賣新聞オンライン)