抗がん剤が効きにくい(抗がん剤抵抗性)難治性卵巣がん(明細胞がん)の手術検体を用いて、HIF−1陽性がん細胞とがん関連線維芽細胞(CAF)が協調して抗がん剤抵抗性を引き起こすことを発見しました。
HIF−1陽性がん細胞が放出する増殖因子(PDGF)によりCAFが活性化し、そのCAFがHIF−1陽性がん細胞の抗がん剤抵抗性を誘導するフィードバック制御機構の存在を明らかにしました。
受容体型チロシンキナーゼの阻害剤が、CAF抑制に働くこと、既存の抗がん剤との併用により明細胞がんの増殖を相乗的に阻害することを見いだしました。
今後、この研究成果に基づき、CAFを標的としたがん治療法の開発が期待されます。

引用元:
難治性卵巣がんの治療抵抗性を引き起こす細胞間の協調作用を発見(jst.go.jp)