カナダCentre Hospitalier Universitaire de QuébecのMarie Plante氏らは、低リスクの早期子宮頸癌患者700人に対して、単純子宮摘出術と広範子宮全摘術のアウトカムを比較する第3相臨床試験を行い、3年以内の骨盤内再発率に有意差はなく、単純子宮摘出術の非劣性を示したと報告した。結果はNEJM誌に2024年2月29日号に掲載された。
先進国では子宮頸癌スクリーニングの導入により、早期発見例が増えている。低リスクの早期子宮頸癌患者では、子宮傍組織浸潤の発生率が低いことが示唆され、広範子宮全摘術の必要性に疑問が呈されていた。しかし、広範子宮全摘術と単純子宮摘出術のアウトカムを直接比較したエビデンスは不十分だった。そこで著者らは、早期子宮頸癌患者を対象に、単純子宮摘出術の非劣性を示す目的の臨床試験SHAPE(Simple Hysterectomy and Pelvic Node Assessment)を実施することにした。
引用元:
早期子宮頸癌への術式を比較する臨床試験(日経メディカル)