分べん件数の減少や助産師の確保が難しいことなどから、北秋田市にある「北秋田市民病院」は、産婦人科での分べんの取り扱いを再来年度から中止することになりました。
北秋田市民病院は、市内にあった3つの病院を統合して14年前に市が開設し、指定管理者のJA秋田厚生連が運営していて、北秋田地域で唯一、分べんができる医療機関です。
市によりますと、平成27年度の分べん件数は114件でしたが、5年前に産婦人科の常勤医師が2人から1人となり、里帰り出産の受け入れを中止したことをきっかけに急激に減少し、昨年度は33件でした。
また、現在9人いる助産師のうち来年度末までに3人が退職し、1人がほかの病院に転出する予定で、麻酔科の常勤医師もいないことから予定外の手術への対応が難しいということです。
このため、市は来年度いっぱいは分べんを取り扱うものの、再来年度からは中止し、大館市や能代市の医療機関が対応できないか協議しているということです。
北秋田市地域医療対策室は「陣痛が始まった場合や破水時にタクシーで病院へ向かう際の費用を助成するなどの支援策を検討している。妊産婦が安心して産み育てる環境の向上に取り組んでいきたい」としています。
引用元:
「北秋田市民病院」 産婦人科の分べんを再来年度から中止に(NHK)