能登半島地震で被災した妊娠中の女性などの心や健康の不安に寄り添いたいと、石川県の産婦人科の医師などが、体調のセルフチェックや相談先などをまとめた支援サイトを立ち上げました。

サイトを開設したのは、被災した地域で妊産婦や乳幼児の支援に当たっている「石川県災害時小児周産期リエゾン」の鏡京介医師などです。

鏡医師によりますと、能登半島の被害の大きかった地域には、80人近くの妊娠中の女性がいて、出産予定日が近い人などを、環境が整った金沢市内などの施設に搬送したということです。

鏡医師らは、被災によって大きなストレスや不安を抱えながら生活する妊娠中や出産したばかりの女性たちに寄り添いたいと、支援サイトを開設したということです。

サイトには、産前と産後に分けて、
▽おなかの張りなどの体の変化がないかを確かめたり
▽心の疲れや不安をセルフチェックできるチェック項目が掲載されています。

また、健康状態が不安な場合に、
▽産婦人科の医師が対応するメール相談の案内や
▽助産師のケアが無料で受けられる窓口
それに、
▽心のケアに関する相談窓口などの
連絡先やホームページがまとめられています。

支援サイトを運営する鏡医師は「避難所や自宅に戻ると、自分の心や体の不調を訴えることが難しい環境に置かれる人もいると思う。支援サイトを活用して、不安があったら早めに相談してほしい」と話していました。

引用元:
能登半島地震 被災した妊産婦など支援サイト 産婦人科医ら開設(NHK)