米国Harvard大学医学部のAmy R. Nichols氏らは、米国の妊婦を登録した前向きコホート研究を利用して、過去の不妊症歴とその後の心血管系の健康状態について検討し、不妊症歴がある女性は、不妊症歴がない出産経験者に比べ、中年期に行った心血管健康スコア評価の点数が低かったと報告した。結果は2024年1月5日のJAMA Network Open誌電子版に掲載された。
不妊症の定義は、避妊をしない性交渉を12カ月以上(35歳以上の女性の場合には6カ月以上)にわたって定期的に行っても妊娠に至らないこととされている。この定義を満たすカップルの3分の1から2分の1は、その後医学的介入なしに妊娠している。しかし、不妊症と心血管疾患(CVD)には、タバコの使用、食事の質、過剰な脂肪を含む共通の危険因子があり、慢性炎症やインスリン抵抗性など共通のメカニズムがある。そこで著者らは、女性の不妊症歴と中年期の心血管系の健康(CVH)について検討することにした。
引用元:
不妊症歴は中年期女性の心血管健康状態に影響(日経メディカル)