東京一極集中を是正するために国が設けている「移住支援金」の子育て加算を利用し、福島県内に移り住む子育て世帯が急増している。今年度は9月末時点で17件となり、初年度の前年度同期の1件から大幅に増えた。県は加算金が上積みされたのに加え、コロナ禍以降に高まった地方移住への関心が継続しているのが背景にあるとみている。県議会企画環境委で示した。
移住支援金は東京23区の居住・通勤者が東京、埼玉、千葉、神奈川4都県を合わせた「東京圏」の外に移住した際に単身は60万円、世帯は100万円の支給を受けられる。さらに18歳未満の子どもがいる世帯は子ども1人当たり100万円が加算される。加算分は昨年度の30万円から増額された。
県によると、今年度の移住支援金全体の交付決定件数は9月末現在、子育て加算を利用した17件を含め49件で、前年度同期の26件から倍増した。昨年度に県や県内市町村に寄せられた移住相談は全国で3番目に多い1万7267件だった。本県への関心の高さが支援金の活用増にもつながっているとみられる。
県は移住支援金の費用として2023(令和5)年度一般会計当初予算に1億1385万円を計上したが、申請が相次いでいるため12月定例県議会に提出中の補正予算案に2325万円の増額を盛り込んだ。
引用元:
福島県内へ移り住む子育て世帯急増 9月末で17件 「移住支援金」の子育て加算利用