産科医が不足しているとして、NTT東日本関東病院(東京都品川区)は21日、分娩(ぶんべん)の受け入れ中止を発表した。分娩予定だった妊婦約100人には近隣の転院先を紹介し、半数以上は決まっているという。
病院によると、11月中旬から新たな分娩の受け入れを停止し、今月5日から全ての分娩を中止した。これまでは常勤医8人と非常勤の医師で、分娩に24時間365日対応できる態勢をとってきたが、常勤医の急病や退職が重なり、4人に半減。非常勤医師も確保できておらず、万全な態勢がとれないと判断したという。
常勤医が半減した理由について、病院の広報担当者は「たまたまだ」と説明。退職などの申し出から、最終出勤日まで数週間しかなく、「急いで非常勤医師の募集をかけたが、非常勤医師も本来の勤務先がある人たちなので、確保が難しかった」と明かす。分娩受け入れ再開のめどは立っておらず、今後も非常勤医師の募集を続けるという。
分娩予定だった妊婦の転院先については、病院側が区内や近隣自治体の病院に交渉し、複数確保。妊婦の希望を踏まえ、順次手続きをしているという。対象となる妊婦には、11月から来院の際などに転院となることを伝えていたという。(本間ほのみ)
引用元:
産科医不足で分娩中止、妊婦100人が転院に NTT東日本関東病院(au Webポータル)