性感染症・梅毒の県内での感染者数が、24年前に調査を始めてから最も多くなり、県は、不安を感じたら早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。

梅毒は主に性的な接触で広がる細菌性の感染症で、治療せずに放置すると深刻な症状を引き起こすことがあります。

岩手県によりますと、県内でことし、報告された梅毒の感染者数は今月1日までに31人となりました。

これは、1999年に調査を始めて以来、最も多くなった去年と2018年・1年間の29人をすでに上回っていて、過去最多を更新しました。

梅毒は、感染しても症状が出なかったり、症状が出てもすぐに消えたりすることがあり、治療せずに放置すると全身で炎症が起こり深刻な状態になることもあります。

また、妊婦が感染すると、死産や流産につながるリスクがあるほか、子どもが「先天梅毒」になり、皮膚の異常や難聴といった症状が出るおそれもあります。

ことしは梅毒の感染者数が全国的に急増していて、各地の保健所が匿名で受けられる無料の検査をしているほか、電話での相談も平日の午前8時半から午後5時15分まで行っています。

県感染症情報センターは「不安を感じたら早めに医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。

引用元:
県内の梅毒感染者数が過去最多に 不安感じたら早めに受診を(NHK)