デンマークCopenhagen大学のAmani Meaidi氏らは、ホルモン避妊薬と非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)を併用した場合の静脈血栓塞栓症(VTE)リスクを調べる全国レベルのコホート研究を行い、VTEリスクが高いとされる避妊薬の使用者がNSAIDsの併用を開始した場合に、最もリスク増加が大きくなったと報告した。結果は2023年9月6日BMJ誌電子版に掲載された。

 エストロゲンとプロゲスチンを含むホルモン避妊薬は、下肢深部静脈血栓症(DVT)と肺塞栓症(PE)の危険因子であることが知られている。また、NSAIDsも、VTEを含む血栓形成性疾患の発症と関係している。そこで著者らは、あらゆるホルモン避妊薬とNSAIDsの併用が、VTEリスクに及ぼす影響を明らかにするために、デンマーク国民のヒストリカルコホートを用いた分析を行った。

引用元:
ホルモン避妊薬とNSAIDs併用でVTEリスク増(日経メディカル)