自分の卵子で妊娠できない女性に、第三者の卵子を仲介するNPO法人「卵子提供登録支援団体」(神戸市)は25日、これまでに20人に卵子が提供され、12人の子どもが生まれたと発表した。国内では一部の医療機関で姉妹や友人からの卵子提供が行われているが、公募で提供を受けた出産事例は少ない。
排卵日計算のイメージ
団体は2012年に設立され、若くして月経がなくなる「早発閉経」や先天的に性染色体に異常がある「ターナー症候群」などの病気で妊娠が難しい女性に、卵子を提供してきた。加齢による不妊は対象外という。最初の出産事例は17年だった。
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団体では「出自を知る権利」を重視し、子どもが希望した場合は、卵子提供者の名前や生年月日などの情報を子どもに開示する条件に同意した女性から、無償で提供を受けている。提供者の登録は「数人」に減少しているという。
夫婦以外の精子や卵子を使った不妊治療のルールを定める「特定生殖補助医療法案(仮称)」は、国会に提出できていない。団体の岸本佐智子理事長は、「提供を受けたい患者は多いが、提供者は少ない。安心して医療ができる体制作りを進めてほしい」と話している。
第三者から精子の提供を受けた不妊治療では、出自を知る権利に配慮した条件で精子提供者が公募に応じた、国内初の出産事例が今月あったことがわかっている。
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引用元:
第三者の卵子で出産した女性12人、提供登録者は数人に減少…仲介NPO法人が発表(讀賣新聞)