現在妊娠中の方、あるいはこれまでに出産を経験された方の中には「NIPT(新型出生前診断)」について良くご存じという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

NIPTとは出生前診断の1つで、主にダウン症(トリソミーの可能性)について調べることが可能です。
妊婦さんの血液を採取するだけで済むため、胎盤に針を刺して羊水を採取する羊水検査(羊水穿刺)や、胎盤の一部を採取する絨毛検査といった他の出生前診断よりも安全性が高く、しかも正確性も高い検査方法です。

しかしそのNIPTも、上市から10年以上経過した現在では、第1世代から第2世代、第3世代があり、正確性や検出できる疾患、染色体異常の種類は大きく異なります。
また、海外では一般的な検査である一方、日本の認定施設で受ける際には、高年齢の妊婦さんや母体血清マーカー検査で染色体に異常がある方など、NIPTの検査対象になれる方が限られているため、まだまだ普及しているとは言えない状況にあるのではないでしょうか。

実際、NIPTの認知度はどのくらいなのでしょう?
また、今後の課題についてどのように感じているのでしょうか。

そこで今回、ミネルバクリニック(https://minerva-clinic.or.jp/)を運営する医療法人社団ミネルバは、5歳までのお子さんがいる女性を対象に「NIPT(新型出生前診断)の認知度」に関する調査を実施しました。



【調査概要】「NIPT(新型出生前診断)の認知度」に関する調査

【調査期間】2023年8月8日(火)〜2023年8月9日(水)

【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査

【調査人数】1,002人

【調査対象】調査回答時に 5歳までのお子さんがいる女性 であると回答したモニター

【モニター提供元】ゼネラルリサーチ



NIPT(新型出生前診断)の認知度は?実際に受けたことのある割合とは

はじめに、NIPT(新型出生前診断)の認知度を調査しました。




「NIPT(新型出生前診断)をご存じですか?」と質問したところ、『内容まで知っている(42.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『名前だけ知っている(35.3%)』『知らない(22.3%)』と続きました。

およそ8割の方がNIPTを知っていると回答しました。

続いて、実際にNIPTを受けたことがある方がどのくらいいるのか調査しました。

「実際にNIPTを受けたことはありますか?」と質問したところ、およそ8割の方が『いいえ(78.2%)』と回答しました。

NIPTの認知度は高いものの、実際に受けたことがある方は少ないことが明らかになりました。
なぜNIPTを受けなかったのかが気になるところです。



【NIPTを受けていない理由】最も多いのは【医師から勧められなかった】

前述の調査で、NIPTの認知度は高い一方、実際にNIPTを受けたことがある方は少数派であることがわかりました。

そこで、NIPTを受けていない方に、受けなかった理由を伺いました。




「NIPTを受けていない理由として近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『医師から勧められなかった(43.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『受検の選択肢になかった(27.3%)』『費用を捻出できなかった(16.3%)』『NIPTを行っていない医療機関だった(14.6%)』『NIPTのことを知らなかった(10.7%)』と続きました。

約4割の方が医師から勧められなかったと回答していることから、NIPTの検査対象から外れたために、検査を受ける選択肢として挙げられなかった方が多いと推測できます。

次に、NIPTのような出生前診断についてのイメージを伺いました。

「NIPTのような出生前診断に対して、どのようなイメージをお持ちですか?近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『母体や胎児に影響がある(と回答した方が最も多く、次いで『妊娠週数によっては受けられない(27.8%)』『医療機関ごとに温度差がある(26.8%)』『診断するだけでサポートは得られない(23.8%)』『希望しても必ず受けられるとは限らない(20.2%)』と続きました。

NIPTは、血液を採取するだけで診断ができるため、母体や胎児にほとんど影響がない検査です。
しかしながら、羊水検査や絨毛検査などは少ないながらも流産の可能性もあり、そのイメージが強い方が多いかもしれません。



【NIPTを受けた方への調査】無認可施設利用者も約2割いることが判明

ここまでの調査で、NIPTを受けなかった方の約4割が、医師から検査を勧められていなかったことが明らかになりました。

続いて、NIPTを受けた方を対象に、検査を受けたクリニックについて伺いました。




「NIPTを受けたクリニックは認定施設でしたか?それとも無認可施設でしたか?」と質問したところ、『認定施設(認証、認可など)(81.8%)』『無認可施設(18.2%)』という回答が集まりました。



認定施設が多いものの、無認可施設を利用している方も一定数いらっしゃることがわかりました。

無認可施設を利用するうえで、検査結果が出たあとの相談体制が整っていないことは患者様にとって最も困ることかと思います。



ミネルバクリニックでは、検査後も患者様に安心してご利用いただけるよう相談体制を確立しております。

※陽性後の相談やエコーで異常が発生した際の相談も無料で行っております。

 アフターサポート詳細:https://minerva-clinic.or.jp/nipt/column/follow-up/

オンライン診療も導入しているため、全国どこからでもNIPTが受診可能となっております。

※陽性後のサポートにつきましてもオンライン診療が可能です。

 オンラインNIPT詳細:https://minerva-clinic.or.jp/nipt/online-nipt/


また、日本の認定施設では、高年齢の妊婦さんや母体血清マーカー検査で染色体に異常がある方など、NIPTの検査対象になれる方が限られています。

検査対象から外れた方は認定施設ではNIPTを受けられないため、希望すれば誰でも受けられる検査というわけではありません。

それらを鑑みても、今後無認可施設の需要は増えてくるかもしれません。



では、実際にNIPTを受けた方は、どのような感想を持ったのでしょうか。

具体的に伺ってみましょう。

■実際にNIPTを受けてみた感想とは?
・出産にあたっての安心材料になった。ただ費用が高額すぎた(30代/東京都/会社員)
・丁寧な対応と先生のお話を聞いて、良かったと思いました(30代/大阪府/専業主婦)
・大学病院で受けました。事前の説明がとても丁寧で、安心して受けることができました。ただ、費用が高額で、簡単に受けることができないのが難点だと思います(40代/兵庫県/専業主婦)
・採血だけなので体に負担をかける事なく安心して受けられた(40代/埼玉県/専業主婦)

丁寧な説明があり、安心して検査を受けられたものの、高額だったという回答が多く見られました。



NIPTと併せて受けたいデノボ検査の関心度

ここまでの調査で、NIPTを受けた方の約8割が、認定施設で検査を受けたことがわかりました。

次に、出生前検査の1つである、デノボ検査について伺いました。




「出生前検査の1つであるデノボ検査(父親の高齢化による精子の突然変異検査)について、どのくらい受けたいと思いますか?」と質問したところ、『条件次第で受けたい(43.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『あまり受けたくない(28.3%)』『まったく受けたくない(19.0%)』『とても受けたい(9.4%)』と続きました。

約半数の方がデノボ検査を受けたいと回答し、関心の高さがうかがえます。
染色体異常は母親の卵子だけでなく父親の精子にも関係していることから、父親が高齢の場合に受けたいと考える方が多いのではないでしょうか。



ミネルバクリニックのデノボ検査はこちら:https://minerva-clinic.or.jp/nipt/multi-nipt-de-novo/

続いて、ディ・ジョージ症候群の認知度を調査しました。

「染色体異常でダウン症候群の次に多い疾患(ディ・ジョージ症候群)についてご存知ですか?」と質問したところ、『知らない(56.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『名前だけ知っている(28.1%)』『内容まで知っている(15.3%)』と続きました。

およそ6割が知らないと回答しており、ディ・ジョージ症候群の認知度は高くないことがわかりました。



どこで受けても同じではない!? 今後の課題に対してどのように感じている?

ここまでの調査で、約半数の方がデノボ検査に関心があることがわかりました。

次に、NIPTの種類について伺いました。




「NIPTには第1世代、第2世代、第3世代といった違いや、医療機関や検査会社によって検査や判定手法が異なるということをご存じですか?」と質問したところ、約8割の方が『いいえ(80.7%)』と回答しました。

NIPTの世代の違いを理解している方は少ないことが明らかになりました。
NIPTの世代によって、正確性や検出できる疾患、染色体異常の種類が大きく異なるため、どのNIPTを受けるかで精度に差が出てくることが推測されます。

最後に、今後のNIPTの課題について伺いました。

「今後、国(厚生労働省)には現在の認定基準を見直して、希望すれば誰でも精度の高いNIPTを受けることができる環境(認証制度)を作ってほしいと思いますか?」と質問したところ、『ある程度そう思う(49.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『とてもそう思う(24.9%)』『あまりそうは思わない(19.4%)』『まったくそうは思わない(5.9%)』と続きました。

およそ75%の方が、希望すれば誰でもNIPTを受けられる環境を作ってほしいと回答しました。



まとめ:NIPTの認知度や今後の課題が明らかに!

今回の調査で、NIPTの認知度は高いものの、実際に受けたことがある方は少ないことが明らかになりました。

NIPTを受けていない理由で最も多いのは「医師から勧められなかったから」という結果も出ており、NIPTの受検対象でなければ、特に勧められないことがわかりました。



また、NIPTの世代の違いを理解している方は2割に満たないという結果も出ており、どの世代のNIPTを受けるかを把握することが、安心した妊娠生活を送るうえで重要だと言えそうです。



さらに、およそ75%の方が、希望すれば誰でもNIPTを受けられる環境を作ってほしいと回答しており、今後のNIPTの課題も明らかになりました。

引用元:
NIPT(新型出生前診断)の認知度はおよそ8割!しかし実際に受けたことがある方は約2割にとどまる(PRTIMES)