群馬県高崎市は、新生児の難病検査費と検査後の難病治療のための交通費を市独自で支援すると発表した。現行は任意検査で、費用が保護者負担となる九疾患が対象。市によると、県内自治体では初めて。十月から申請を受け付ける。
 新生児難病検査は、知らずに放置すると障害が出てくるような病気を早期発見し、予防する目的で、生後四〜六日の赤ちゃんからごく少量の血を採取して実施する。
 先天性代謝異常症や内分泌疾患の計二十疾患の検査費は公的事業として県が負担している。併せて実施できる脊髄性筋萎縮症など保護者負担の九疾患の検査について、市独自で費用を助成する。
 助成額は新生児一人当たり上限一万円で、九疾患の検査費を補える。
 検査で九疾患が判明しても治療できる医療機関や医師が限られる場合があることから、通院のための交通費(往復)も補助する。県内二千円、関東・甲信越二万円、その他三万円で、年度内に四回が上限になる。
 対象者は十月以降に誕生した新生児の養育者で、出産日に市内に住所のある人。本年度は年間の新生児数の半分に当たる千三百人の利用を見込み、事業費約千三百万円を盛り込んだ補正予算案を九月開会の市議会定例会に提出する予定。(石井宏昌)

引用元:
新生児の難病検査支援 高崎市が群馬県内初 保護者負担9疾患、通院費も補助(東京新聞)