岸田文雄首相は26日、首相官邸で政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長を務めた尾身茂氏らと面会した。尾身氏は面会後、記者団に「第9波が始まった可能性がある」と語った。
尾身氏は首相と高齢者をどう守っていくかや、医療機関1カ所あたりの感染者数が多い沖縄県の状況などについて話し合った。
首相は新型コロナの発生動向について「緩やかな増加傾向にあると認識している」と述べた。「夏に向けて感染防止のために気をつけるべきことの意見を伺いたい」と求めた。
尾身氏は「人と人との接触が増えて感染者数が増える」と説明した。「高齢者は6回目のワクチンを接種した方がいい」と訴えた。
厚生労働省は23日、12日から1週間の新規感染者数は医療機関1カ所あたりで前週比1.10倍の5.60人だったと発表した。新型コロナの感染症法上の扱いは5月8日に5類に移行した。
政府は5月から重症化リスクの高い65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人への追加のワクチン接種を始めた。首相は24日に6回目のワクチンを打った。
引用元:
尾身茂氏「コロナ第9波始まった可能性」 首相が面会(日本経済新聞)