早産などで低体重で生まれた赤ちゃんとその家族を支援しようと、栃木県は、成長や発達の状況を細かく記録できる専用の手帳を新たに作成し、配布を始めました。
赤ちゃんの成長を記録する母子健康手帳は、通常、体重の記入欄が1000グラムからですが、県によりますと、低体重で生まれた赤ちゃんの保護者から「記入する欄がない」、「自分を責めてしまう」といった声が上がっていたということです。
これを受けて県が新たに作成したのが、専用の手帳「とちぎリトルベビーハンドブック」です。
体重に関係なく成長過程を記録できるのに加え低体重の赤ちゃんの発達の特徴やかかりやすい病気の紹介、困ったときの相談窓口、先輩ママ・パパからのメッセージなどが記載されています。
手帳は、NICU=新生児集中治療室がある県内8か所の医療機関と、市や町の担当窓口で配られていて1500グラム未満で生まれた赤ちゃんとその家族のほか、2500グラム未満で生まれた赤ちゃんの家族も希望すれば受け取れることができます。
県によりますと、令和3年度に生まれた赤ちゃんのおよそ1割にあたる1263人が2500グラム未満の低体重で生まれ、さらにこのうちの91人は1500グラム未満で生まれたということです。
県こども政策課は「この手帳を利用することで少しでも子育てに関する不安を和らげてもらえたら」とコメントしています。
引用元:
低体重の赤ちゃんのために 専用の冊子を作成配布 栃木県(NHKニュース)