低体重で生まれた赤ちゃんにドナーから集めた母乳を提供する「母乳バンク」から「ドナーミルク」を提供された赤ちゃんは、昨年度は800人余りと、前の年度のおよそ2倍に増え、運営団体は母乳バンクのさらなる普及を図りたいとしています。

「母乳バンク」は、早産などで1500グラム未満の低体重で生まれた赤ちゃんに母親が母乳を与えられない場合、ドナーから集めた母乳「ドナーミルク」を医療機関の要請に基づいて提供する施設で、国内では現在、都内に2か所あります。
これらの母乳バンクの昨年度の利用実績が公表され、それによりますとドナーミルクを提供された赤ちゃんは前の年度より449人多い813人と、およそ2倍に増えたということです。
日本母乳バンク協会などによりますと、母乳を必要とする低体重で生まれた赤ちゃんにドナーミルクを十分に届けるには、母乳バンクの認知度をさらに高めドナー登録や医療機関からの要請を今後も増やすことが重要だということです。
母乳バンクの普及に取り組む昭和大学医学部の水野克己教授は、「母乳は低体重で生まれた赤ちゃんが重い病気にかかるリスクを減らすとされるので、ドナーミルクをしっかり届けられるように活動したい」と話しています。

引用元:
母乳バンクから「ドナーミルク」提供の赤ちゃん 約2倍に増加(NHK)