去年、欧米を中心に流行した「サル痘」の感染が、ことしに入って国内で増加していて、厚生労働省は「発疹など感染が疑われる症状がある人は医療機関に相談してほしい」と呼びかけています。

「サル痘」は感染すると発熱や発疹などの症状があらわれる、ウイルス性の感染症です。

WHO=世界保健機関によりますと、去年1月から4月4日までに、欧米を中心に世界で8万6000人余りが感染し112人が死亡していますが、現在はピーク時に比べると感染は大幅に減っています。

一方、国内では、去年は7月から合わせて8人の感染が確認されましたが、ことしは4月7日までに88人の感染が確認されています。

海外渡航歴がない人の感染が増加しているということで、厚生労働省は「国内で感染が拡大している状況」としています。

サル痘は多くの場合、数週間で症状がおさまりますが、健康状態などによっては重症化することもあります。

感染した人や動物の体液や血液に接触した場合などに感染する可能性があり、厚生労働省は「発疹など感染が疑われる症状がある人は医療機関に相談してほしい」と呼びかけています。

また、「サル痘」をめぐっては、インターネット上などで人種差別的な表現が見られたことなどから、WHOは新たな名称を使うことを推奨していて、厚生労働省は今後国内での名称を「エムポックス」に変更することにしています。

引用元:
「サル痘」感染 国内でことしに入り増加 “医療機関へ相談を”(NHK)