熊本市の慈恵病院が運営するいわゆる「赤ちゃんポスト」に預けられた子どもの養育者に対して、熊本市児童相談所が去年、子どもに出自を伝える「真実告知」に関する初めての実態調査を行い、およそ7割が子どもに養子であることを伝えていたことがわかりました。
これは6日、熊本市児童相談所が記者会見で明らかにしました。
熊本市の慈恵病院は、親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」を平成19年から運営していて、これまでに161人が預けられています。
熊本市児童相談所は、ゆりかごに預け入れられた子どもの養育者を対象に、出自を伝える「真実告知」をしたかなどを尋ねる実態調査を去年7月から8月にかけて郵送で行い、結果を6日に公表しました。
児童相談所は対象の養育者や回答した人の数を明らかにしていませんが、特別養子縁組が成立した養親のうち調査対象になった67%が子どもに養子であると伝えていたということです。
また、回答者のうち、「ゆりかご」に預けられたことを子どもに伝えた養育者は18%でした。
また、アンケートでは真実告知について児童相談所の支援を求めている養育者も多かったということです。
ゆりかごの養育者を対象にした真実告知の実態調査は今回が初めてで、児童相談所では調査結果をもとに養育者や子どもへの支援のあり方を検討したいとしています。
引用元:
「赤ちゃんポスト」 児相が養育者に真実告知に関する初調査(NHK)