糸魚川市内での出産がことし4月以降、できなくなります。
糸魚川市内の医療機関で唯一受け付けていた糸魚川総合病院は医師不足のためことし4月以降、分べんを休止すると発表しました。

厚生連糸魚川総合病院は糸魚川市内で唯一分べんを受け付けていますが、医師の退職などによってことし4月以降必要な体制が維持できないとして県や市と連携して医師を探していました。
しかし医師の応募が無く、病院はことし4月以降、分べんを休止すると発表しました。
来月以降出産を予定している人には糸魚川市以外の医療機関を案内しています。
病院はウェブサイトでコメントを発表し「出産前後の医療やケアについては新たな形でのスタートに向けて準備を進めているので整いしだいお知らせします。引き続き、産婦人科医の確保に向けて努めてまいります」としています。
こうした事態について糸魚川市健康増進課の池田隆課長はNHKの取材に対し「医師確保への状況は厳しいものと認識していますが、市民が安心して生活できるよう引き続き努力していきたい」と話しています。

糸魚川総合病院が医師不足のためことし4月以降、分べんを休止することを受け、糸魚川市は妊娠中の人が糸魚川市以外の医療機関で出産する時のタクシー代や宿泊費用を支援する方針です。

県は糸魚川市とともに支援にあたることを決め、新年度=令和5年度の当初予算案に必要な費用を計上しました。
具体的には糸魚川市以外の医療機関に向かうタクシー代を3万円を上限に1回支援するほかホテルなどの宿泊費用については本人と付き添いのあわせて2人を対象に1泊5000円を上限に最大5泊分まで支援するということです。
また県は引き続き糸魚川市と連携して医師の確保を目指したいとしています。

引用元:
糸魚川市内で4月以降出産できず 糸魚川総合病院が分べん休止(NHK)