群馬県内で小児医療や周産期医療の専門病院となっている渋川市の県立小児医療センターについて、県は、建物の老朽化を受けて立て替えによる再整備に向けて基本計画の策定を進めることになりました。
渋川市の県立小児医療センターは、小児医療や周産期医療の専門病院として昭和57年に開設されましたが、建築から40年あまりが過ぎて施設内での雨漏りや排水設備の老朽化などが課題となっていました。
このため県は、建物の修繕だけでは医療の提供体制に支障が生じかねないとして、建て替えによる再整備に向けて、新年度予算案に基本計画の策定を行う関連経費を盛り込むことになりました。
小児医療センターでは建物の老朽化以外にも、患者が成人になった時は診療を受けられず、ほかの医療機関にかかる必要があることや、出産前後の母親に合併症が生じた場合に十分な医療が提供できないといった課題もありました。
このため県は、立て替えに合わせてこうした課題にも対応できるように、ほかの自治体への移転も視野に医療提供体制の強化を図ることにしています。
山本知事は、先週の記者会見で「詳細は来年度以降、基本構想の中で具体化していきたい。今後も県民のニーズを果たせるように小児・周産期医療の充実、強化を進めたい」と述べました。
引用元:
県立小児医療センターの建て替え・再整備で基本計画策定へ(NHKニュース)