専門的なサポートが必要な心臓病の女性の妊娠や出産を支えるため、大阪・吹田市の国立循環器病研究センターは、心臓病に詳しい医師と産婦人科が連携してサポートする新たな部署を設置することになりました。

心臓病の女性が妊娠や出産をするときには専門的なサポートが必要ですが、心臓病に詳しい医師と産科との連携がうまくいかず出産をあきらめるケースもあるなど支援体制が課題となっています。
こうしたなか、心臓病の診療で国内の拠点となっている大阪・吹田市の国立循環器病研究センターは、心臓病に詳しい医師と産婦人科が連携してサポートする新たな部署、「循環器病周産期センター」を来月(2月)設置することになりました。
この部署には麻酔科の医師なども配置され、妊娠や出産が可能か早い段階から相談を受けて、心臓への負担を考慮しながら出産の時期や方法を検討するということです。
病院では現在、心臓病の女性のお産に年間でおよそ100件対応していますが、新たな部署の設置で体制を強化し、件数を増やしたいとしています。
国立循環器病研究センターの吉松淳 産婦人科部長は、「心臓病の治療法が進歩したことで、治療をしながら妊娠を考える人も増えているとみられる。安全なお産には妊娠前の早い段階から関わることが大切で、センターの強みを生かしてサポートしていきたい」と話していました。

引用元:
大阪 国循 心臓病の女性のお産支援 新たな部署を設置へ(NHK)