子宮頸けいがんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)の「9価ワクチン」が4月から定期接種の対象に加わる。従来のワクチンより感染予防効果が高いとされ、小学6年〜高校1年相当の女性は原則無料で接種できる。主な感染機会となる性交渉を初めて経験する前の接種が基本。専門医は「年齢やパートナーの有無といった個々の状況に応じて判断を」と呼びかける。(植木創太)
子宮頸がんの9割以上はHPV感染起因
子宮頸がんは、子宮の粘膜から発生するがんで、9割以上がHPVに感染して発症する。HPV自体は200種類以上存在し、そのうち少なくとも15種類が細胞のがん化の要因になる。体内に侵入したウイルスは大半の場合、自然に排除されるが、1割程度で感染が続くことがあり、その中のごく一部が何年もかけてがんを引き起こす。
横浜市立大病院産婦人科部長で日本産科婦人科学会の子宮頸がん検診・HPVワクチン普及推進特任理事の宮城悦子さん(60)によると、身を守る手だてとして定期検診とともに有効なのがワクチンで、国内では9価を含めて3種類が使用されている。
引用元:
子宮頸がん9価ワクチン、4月から定期接種の対象に(中日新聞Web)