鳥取県は11日、独自に算出した2022年の推定出生数が、前年確定数より2・3%(84人)増えて3792人となったと発表した。出生数が増加に転じたのは15年以来7年ぶり。同県では人口減少に伴い出生数の減少傾向が続いていた。県が今年1月〜10月末の県内の出生数速報値などを厚労省が示す計算式に当てはめて算出した。
増加要因について、県子育て王国課は「具体的な分析はこれから」としつつ、子育て支援の取り組みやコロナ禍による地方の魅力の高まり、移住増加などが背景にあると推察する。
直近20年のデータによると、人口減少や高齢化の影響で県内出生数は年々減少。10年の“子育て王国とっとり創建”で一時増加した11年には4931人を記録するも、毎年のように100〜200人規模で減り続けてきた。
一方で、移住者数の増加傾向がコロナ禍によって加速。県ふるさと人口政策課によると、鳥取県への移住者は21年に年間2368人(前年比233人増)と過去最高を記録した。
特に20〜30代の子育て世代の移住は、14年の187世帯から21年の370世帯へと倍増。県人口移動調査でも、転出超過が続いていた30代女性が、20年から転入超過(79人)に翻った。
県は今後、若い移住者や子育て世代への聞き取り調査などを通じ、出生数との関連性について分析を進める。
引用元:
鳥取県出生数7年ぶり増 子育て世代の移住が順調(Yahoo!JAPANニュース)