厚生労働省は8日、専門家による予防接種基本方針部会を開き、子宮頸がんを防ぐためのヒトパピローマウイルス(HPV)の9価ワクチンの定期接種を始める具体的な時期を議論した。厚労省は、令和5年4月から定期接種を開始できるように準備することを提案した。
HPVには200種類以上の遺伝子型があり、9価ワクチンはこのうち高リスクの9種類に対応する。現在定期接種で使われている2価や4価ワクチンと同じ小学6年から高校1年相当の女子に計3回打つ見通しで、接種費用は公費負担になる。
厚労省は2価や4価で1〜2回接種した人が残りを9価で完了する交互接種については、安全性が一定程度示されていることから、医師と相談した上で可能とする案を示した。2価や4価よりも幅広い遺伝子型をカバーする9価ワクチンを定期接種に導入することで、子宮頸がんの罹患率や死亡率のさらなる減少を目指す。
引用元:
HPV9価、開始時期議論 子宮頸がん防ぐワクチン 厚労省(産経新聞)