こちら、1か月前の台風15号の際に広がったSNSの投稿です。
「お困りの方、助産院でもく浴できます」と書かれています。
当時、静岡市内では大規模な断水が発生し、最長で12日間続きました。赤ちゃんのもく浴ボランティアの情報は、SNSで拡散され、多くの家族が利用しました。

静岡市清水区に住む吉田美優さんです。
9月、自宅が断水する中、不安に思っていたのが、当時、生後2か月の次男、虎臣くんのお風呂でした。
吉田美優さん「首回りとか、あとおむつしてるので蒸れたりとかあるじゃないですか。赤ちゃん汗っかきなので、どうしよう、かわいそうだなと思う気持ちでいっぱいでした」。
近くの親族の家もすべて断水。わずかな水を電子レンジで温めてタオルをぬらし、体を拭いてしのいでいたところ、見つけたのがインスタグラムの投稿でした。
市の助産師会が、断水していなかった地域の助産院12か所で始めたもく浴ボランティアの利用を呼びかける内容でした。
このうち、1つの助産院に電話したところ、その日のうちに利用できました。
吉田美優さん「もう本当にありがたいっていう気持ちしかなかったですし、支えられているっていう気持ちでいっぱいでしたね」。
もく浴ボランティアの情報を投稿した静岡市助産師会の小長井祥子会長です。
SNSを通じて情報が拡散した結果、利用者は想定を大きく上回る104の家族にのぼりました。
「いろんな人がこの画像を拡散してくれたことが必要なお母さんに情報が届くことになったので、本当に助かりました」。
専門家「体験の中から生まれてきたものはみんなでシェアをして、こういうこともあって、こういう準備をじゃあしといたほうがいいねということを全国に広げていく。今後起こった時に、日本どこでも助産師が活動できるというふうには広がっていくかなと思っています」。
日本助産学会は、断水で赤ちゃんのもく浴ができない場合に備えて、泡せっけんや洗浄用のボトル、おしりふきなどを、ふだんから備蓄しておくことを勧めています

引用元:
静岡市の大規模断水時に「赤ちゃんのもく浴支援」SNSで拡散(NHK)