厚生労働省は6日、全国の自治体が令和3年1〜10月に受理した妊娠届の件数が、前年の同じ期間と比べて2万966件少ない70万5134件で、2・9%減ったと発表した。特に10月は13・7%減と落ち込みが激しく、21年夏の新型コロナウイルス流行「第5波」で、妊娠を控える人が多かった可能性がある。

3年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は81万1604人(概数)と6年連続で過去最少を更新。このまま妊娠届の減少傾向が続いていれば、4年の出生数は80万人を割り込む懸念がある。

第5波では新型コロナに感染しても入院できず、自宅療養中に亡くなる人が相次ぎ、感染に対する不安が高まっていた。

3年の妊娠届件数は8月が前年同月比1・7%減、9月が7・4%減だった。1〜7月分は既に公表しており、今回は新たに8〜10月の3カ月分を加えた。

減少の理由について、厚労省の担当者は「分析しておらず、コロナの影響も分からない」と述べるにとどめた。

引用元:
令和3年の妊娠届2・9%減 4年の出生80万割れも(産経新聞)