新型コロナの感染拡大で医療体制がひっ迫していたことし8月、感染後に自宅療養していた京都府内の妊婦が、分べん先の病院が見つからず、救急車で出産していたことがわかりました。
府では、今後の感染拡大に備え、受け入れ体制の拡充を働きかけることにしています。

消防などによりますと、ことし8月、新型コロナに感染し自宅療養をしていた女性が陣痛をうったえ、救急車を呼びました。
女性のかかりつけの産婦人科医院が感染者を受け入れていなかったため、府の「入院医療コントロールセンター」が受け入れ先を調整しましたが難航し、女性は1時間以上待っている間に、救急車の車内で出産したということです。
女性と赤ちゃんはその後、京都市内の病院が受け入れ、母子ともに健康だということです。
新型コロナに感染した妊婦の出産については、感染対策として、手術時間を短縮するため自然分べんではなく帝王切開で対応し、赤ちゃんもすぐに隔離する必要があることなどから、受け入れ先がもともと限られているということです。
府では、感染拡大期には、医療従事者が濃厚接触者になるなど、体制を整えた医療機関でも受け入れができなくなるケースもあるとして、今後、これまで受け入れをしていなかった医療機関にも体制を整えるよう働きかけていくことにしています。

引用元:
京都 新型コロナ感染の妊婦 分べん先見つからず救急車で出産(NHK)