感染状況は。
「サル痘」感染者、都内で新たに1人確認…国内2例目
A 国内では25日、東京都内で初めての感染者が確認された。もともとアフリカで継続的に流行していたが、今年に入って欧米を中心に75か国・地域で1万6000人以上に急拡大した。
アフリカ以外でこれほど感染者が増えたのは初めてで、世界保健機関(WHO)は23日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。この宣言はWHOによる最高レベルの警戒呼びかけで、2020年1月の新型コロナウイルス以来だ。
サル痘への警戒を呼びかける看板(26日、成田空港で)
Q 症状や感染経路は。
A 発疹が最大の特徴で発熱やリンパ節の腫れなどの症状もある。潜伏期間は7〜14日で、多くは発症後2〜4週間で自然回復する。子どもや妊婦、アトピー性皮膚炎の患者などは気管支肺炎や脳炎などを併発し重症化しやすい。
感染は患者の発疹や体液、寝具との接触で起きる。長時間接近した状態では 飛沫ひまつ 感染もするが、厚生労働省は「新型コロナと違って容易には感染しない」としている。
WHOによると、欧米での感染者の大半は男性で、別の男性との性的な接触があったが、濃厚接触があれば性別を問わず感染する。
Q 予防法・治療法は。
A 天然痘ワクチンは85%の発症予防効果があるとされ、政府はテロ対策のため国家備蓄している。サル痘患者の接触者らに例外的に接種できる仕組みを新たに設けた。
治療は、対症療法が中心となる。米国企業が開発した飲み薬「テコビリマット」は日本で未承認だが、東京、大阪、愛知、沖縄の4都府県の医療機関で、臨床研究としての投与が可能だ。
引用元:
サル痘はどんな病気?…体液など接触で感染、子ども・妊婦に重症化リスク(讀賣新聞オンライン)