羽咋市は、避難所で使う新生児用ベッドを導入した。ストレスのたまりやすい避難所で赤ちゃんとお母さんの生活環境をよくするためで、県内で備蓄用に購入したのは初めて。十四日、羽咋白百合幼稚園(松ケ下町)で、組み立てと使用法を確認する訓練をした。
 ベッドは段ボール製で、長さ八十一センチ、幅四十七センチ、ほろを含む高さ六十一センチ。組み立て式で、速乾性のパッドを敷き、ほこりよけと赤ちゃんの存在をアピールする目立つ色の折り畳み式ほろを付ける。
 幼稚園では、保育教諭二人が約三分で組み立て、八カ月の双子の赤ちゃんを寝かせてみた。教諭は「説明書があるので二人いればすぐ組み立てられる。避難所では、段ボールの囲いがあれば何もないより安全性が高まる」と語った。
 市は三つを約四万円で購入。羽咋中の備蓄倉庫に保管し、各地の訓練に貸し出し、災害時には必要な避難所に運ぶ。職員は「子どもは市の宝。避難所でも安全に過ごしてほしい」と話した。(松村裕子)

引用元:
避難所に新生児ベッド 羽咋市、備蓄用に県内初(中日新聞)