5月30日〜6月5日の熊本県感染症情報によると、梅毒の感染者9人が県内医療機関から報告された。今年の累計は73人で、同時期の累計報告数としては最多。症状がある場合は性的接触を控えるよう注意を呼びかけている。

 梅毒は男性で20〜40代、女性で20代の感染が多い。性的接触で感染し、3〜6週間の潜伏期間後、感染部位のしこりや股の付け根のリンパ節が腫れるなどの症状が現れる。治療せず3カ月以上放置すると手のひらや足の裏に発疹が出て、数年すると皮膚や筋肉などに腫瘍が発生することがある。妊娠中の女性が感染すると胎児も感染し、早産や奇形につながることがある。

 予防にはコンドームを使う。熊本市保健所では無料検査を実施している。県健康危機管理課は「症状がある場合は、泌尿器科や産婦人科を受診してほしい」と話している。

 県内50定点医療機関から感染性胃腸炎350人(前週比92人減)が報告された。全数報告分では梅毒のほか、重症熱性血小板減少症候群が1人報告された。(志賀茉里耶)

引用元:
熊本県内で梅毒感染者を9人確認 同時期で過去最多 感染症情報 (熊本日日新聞)