ベバシズマブの卵巣癌における10mg/kg 2週間間隔投与について、2022年2月4日に公知申請の事前評価が終了し、薬事承認上は適応外だが保険適用の対象となったことが明らかとなった。日本婦人科腫瘍学会のホームページに掲載された。

 ベバシズマブの卵巣癌における10mg/kg 2週間間隔投与は、広く使われているにも関わらず日本においては承認されていないことが問題となっていた。

 具体的には、リポソーマルドキソルビシン(4週ごとの投与)とベバシズマブ15mg/kg 3週ごとの投与を行っている場合、リポソーマルドキソルビシン(4週ごとの投与)とベバシズマブ10mg/kg 2週ごとの投与にしても保険上は問題にならなくなった。

 2015年に日本婦人科腫瘍学会社保委員会、日本産科婦人科学会が合同で、ベバシズマブ10mg/kg 2週間間隔投与法について医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議に要望書を提出した。2018年10月から12月にベバシズマブの卵巣癌における10mg/kg 2週間間隔投与に対する使用実態調査を実施、2019年に厚生労働省へ報告、2020年に使用実態調査症例集計表の提出を行った。2022年2月4日に開かれた厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で公知申請をすることが了承され、「新たに薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた医薬品の適応外使用について」の通知が出された。

 ベバシズマブ10mg/kg 2週間間隔投与法は、今後承認申請が行われ、通常、申請後6カ月程度で薬事承認される予定だという。

引用元:
卵巣癌におけるベバシズマブ10mg/kg 2週間間隔投与が保険適用に(日経メディカル)